コラム

 

社員のモチベーションを高めるために必要な4つの施策

2020年2月12日


社員の一人ひとりが、自発的に業務に取り組めるようにするためには、社員の仕事に対する意欲を上げられるような環境を作ることが大切です。
ここでは、環境作りを含む、社員のモチベーションを高めるために必要な4つの施策についてご紹介します。

コミュニケーションをしっかりとる

社員のモチベーションを上げるためには、社員とのコミュニケーションをしっかりとることが大切です。日頃から、作業の進捗確認や業務報告などの仕事の話だけではなく、社員自身に関心を向けて、話し掛けることを習慣にすると良いでしょう。
また、社員の良いところを見つけては、褒めてあげることも重要です。人は褒められると、快楽物質ややる気物質とも呼ばれる「ドーパミン」が分泌されますが、このドーパミンは学習能力を高めたり気分を好転させたりする効果があるため、仕事の効率が上がる可能性もあるでしょう。
社員の良いところを褒めることは、モチベーションを高めることに結びつきます。上司は意識的に社員の性格を分析したり、行動を把握したりして、社員の良い部分を見つけることが大切です。

評価制度を整える

どのような行動が評価に繋がるのかを明確にすることは、社員のモチベーション維持に大きな影響を与えます。業務内容に合った個別の評価基準はもちろん、全社員共通の評価基準を提示する事も大切です。
また、評価の仕方としては給与アップだけでなく、表彰という方法もあります。社内表彰といえば、成果が数字で表れる営業職を対象とした制度というイメージが持たれやすいですが、すべての社員のモチベーションを向上させるためには、職種や役職、勤続年数にとらわれない表彰制度を作ることが重要です。
例えば、新企画を社内で募ってプレゼンテーションを行い優秀者に対して表彰したり、表彰される人としてふさわしい人物を投票で決定したり、積極的に職場内の環境整備を行っている人を表彰したりといった制度が考えられるでしょう。
また、単に表彰するだけではなく、表彰された人をインタビューして社内報に掲載したり、惜しくも表彰されなった人に対して、次回に向けてフィードバックしたりするような仕組みを作ることで、社員の表彰制度に対する意識を高めることも大切です。

キャリアプランを用意する

10年後の自分がどのような人物になっているのか、どのようになりたいのかなど、自分自身の目標を持つことは、モチベーションアップに欠かせない要素です。管理職者は、従業員がそれぞれどのような未来を思い浮かべているのか知っておくと、モチベーションのコントロールがしやすくなります。
モチベーションを高く維持するためには、背伸びをして手に届くかどうかというレベルの目標を積み重ねるという方法がおすすめです。一つひとつをクリアしていくことで達成感を得ることができるためです。本人の希望と適正を見極めながら、会社側からの目標を提示するようにしましょう。
また、目の前にある個人目標だけでなく、会社の方向性や中期長期の計画を、全社的に共有することも大切です。

オンとオフの良いバランスを保つためのサポートをする

社員食堂やリフレッシュスペースなどを設けることで、社員が仕事をする時間と休憩する時間の切り替えをスムーズにすることができるようになります。このようなスペースがあれば、職種や階級を超えた交流が可能となったり、新しいアイデアが生まれるきっかけとなったりということにも繋がるでしょう。また、リフレッシュスペースの内装は、社員の気分を切り替えやすくするために、仕事をする場所とは異なる雰囲気になるよう工夫することをおすすめします。
また、活き活きと仕事をするためには、プライベートの充実も欠かせないでしょう。体調管理はもちろん、仕事に取り組むための土台を安定させるために、福利厚生を用意することも大切です。
社員のモチベーションを高めるためには、会社がそのための環境を作ることも大切です。上記に挙げた4つの施策をうまく取り入れ、社員のモチベーション管理をしていきましょう。
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