2020年1月30日
業務の拡張や目標の明確化のためには、適切な人材配置が必要です。社員全体に会社の理念や目標を伝えるためには、リーダーを配置することもひとつの手段。
次世代のリーダーを育てるためには、新リーダーが受ける研修内容を精査する必要があります。
部署内でのリーダーの役割とは?
身近な先輩であり上司でもあるリーダーですが、任命される前からリーダーとして必要な知識が備わっているわけではありません。素質があってもリーダーとして学ばなければいけないことがたくさんあります。まずはリーダーとは何か、リーダーの役割について考えましょう。
会社の理念や目標を指し示す
会社の方針をメンバーに伝え、そこに到達するまでの具体的な方法を示す役割をします。
メンバーの目標設定を行う
到達可能な目標を設定しメンバーの能力を高めながら全体の目標到達に近づけます。
いリーダーシップ(統率力)を発揮する
職務に対する動機づけを行うことでメンバーのやる気を継続的に引き上げます。
部下を評価する
メンバーの仕事ぶりを褒めたり、軌道修正したりしながら、メンバーを公正公平に評価します。
目標達成のためにリーダーが持つべき心構え
リーダーは人を指導し育てることが必要となります。リーダーに任命される前とは役割が異なるので、リーダーとしての心構えが必要です。
メンバーの模範となる
メンバーはリーダーの働きぶりについて、ときに厳しく評価します。リーダーはメンバーに向かうべき方向を指し示すためにも、模範となる行動をする必要があります。
新入社員を指導し育成する
新入社員を優秀な部下とするためには、自ら手本となり、指導にあたることが大切です。
がんばりがいのある風土作り
メンバーの努力を評価し、新たな才能を見つけることはメンバーのモチベーションを上げ、風通し良い職場作りに貢献します。
メンバーに対して責任を持つ
メンバーの能力を引き出せる仕事の割り振りを行い、メンバーの行った職務に対し責任を持ちます。
リーダーに必要なビジネススキルとは?
リーダーとしての役割をまっとうするためには、次のようなビジネススキルが必要になります。独学で修得できるものではないので、リーダー向けの研修を受講してそれぞれの内容について学ぶと効率的です。
指導力
メンバーを正しく導くことが、組織作りの成功の鍵となります。
統率力
メンバーをまとめ動かす能力が、目標達成に繋がります。
コミュニケーション能力
部下との関係を良好に保つことで、トラブルを回避します。
マネジメント
目標を明確にし、適切な人員配置をすることで目標達成を計ります。
判断力
すばやく適切な判断をすることでトラブルを回避し、メンバーを成功に導きます。
リーダーになるということは、今までの職務とは異なった役割を担うことです。そのため、それまで持っているスキル以外にも別のスキルを身に付ける必要が出てきます。リーダーを育てるためには、その役割や必要とするビジネススキルに合った研修内容を選択し実施することが大切です。リーダー育成のための研修をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。
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